ナスは、90%が水分です。ということで栄養が無いと言われたりしていますが…

  • カリウムが豊富
    多いと言われるキュウリより100gあたりのカリウム量はナスの方が多く、カリウムは体内のナトリウムを輩出してくれるので、塩分摂りすぎを防いでくれるそうです。
  • ナスに含まれる食物繊維はほとんど水溶性
    排便を良くしたり、有害物質を対外へ排出する働きがあるそうです。また、水溶性食物繊維は血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を低下、高血圧を予防する働きもあるそうです。
  • ナス特有のナスニンを含む
    アントシアニン系の天然色素であるナスニンは目にいい(視機能改善)、抗酸化作用があるといったことで注目されている成分です。赤シソやブルーベリー、赤ワインなどでもアントシアニンが話題ですね。
  • 葉酸(ビタミンB群)を含む
    ビタミンB12と共に赤血球を作り、また動脈硬化のリスクを低減させることも期待できるそうです。


ナスのアク抜きで塩水につけるのは短時間(3分程度)で!

ナスにはアクが含まれているので、切った断面が変色したり、食べた時に渋み味を感じたりします。そこで、料理をキレイに見せるためにカットしたナスを調理前に塩水につけてアク抜きをするのですが、水溶性成分が多いので、長時間水につけておくと栄養成分が流失してしまうので注意!